大立光電、営業秘密侵害訴訟で先進光電と和解
大立光電(ラーガン)と先進光電(AOET)は長年に渡り訴訟で争っており、先日、大立光電が仮差押を勝ち取っていたが、3月5日、双方は営業秘密侵害等の関連案件について和解した旨を発表した。
先進光電に対し大立光電へ15.2億台湾元の賠償支払い命令
台湾株価トップの大立光電(ラーガン)が、商業秘密を侵害されたとして先進光電(AOET)を提訴していた民事訴訟第二審について、知的財産法院は28日、第一審の判決を維持し、先進光電に対し大立光電へ15.22億台湾元(約57億円)の賠償金支払い命令を下した。先の刑事部分の判決では、罰金を科すほか、その他の訴えの一部に関しては無罪となり、刑事付帯民事訴訟の賠償も台中地方法院に棄却された。
本局「日台間の特許審査書類(ドシエ情報)の電子的交換」の対外提供サービスを2021年1月12日より試行開始
日台間の特許審査書類等のドシエ情報を即座に、高品質且つ包括的に提供するため、本局は2021年1月12日より「日台間の特許審査書類情報(ドシエ情報)の電子的交換」サービスの試行を開始する。
商品・サービス国際(ニース)分類改正版〔第11-2021版〕
世界知的所有権機関(WIPO)はニース協定の商品・サービス国際分類を改正した。この改正に対応する第11-2021版(Nice Classification, 11th Edition–Version 2021) は2021年1月1日から正式に発効する。
家登精密と米インテグリス 特許訴訟を取下げ和解へ
ウェハー及びレチクルステージサプライヤーの家登精密(Gudeng Precision)と米インテグリスは18日、共同で和解宣言及び秘密保持の実施許諾協議書にサインし、インテグリスはRSP及びEUVレクチルボックスの関連技術について家登精密に実施許諾し、双方は全ての特許訴訟及び特許争議を取り下げると発表した。但し、秘密保持協議に基づき和解内容は公開しない。和解に伴い、家登精密は仮執行を免れることができる担保金9億7,887万台湾元(約36億円)を取り戻すことができ、今後の拡張需要及び運営資金にあてられる。