日台特許審査ハイウェイ(PPH MOTTAINAI)の本格実施が2020年5月1日より正式施行
2020/04/28 台湾日台特許審査ハイウェイ(PPH MOTTAINAI)施行プログラムは2020年4月30日で満期を迎える。実施成果が非常に良いことから日台双方は5月1日から同計画を本格実施とし、引き続き双方の出願人に安定して迅速なサービスを提供していくことに合意した。
台湾と日本の経済貿易関係は従来密接で、日本は長年台湾における海外からの特許出願最多国家であり、昨年(2019年)の日本から台湾への特許出願件数は13,198件であった。また、台湾から日本への特許出願件数は1,548件であった。迅速に出願を審査し、出願人が迅速に特許権を取得することができるよう、日台は2012年5月1日からPPH試行プログラムの実施を開始し、2014年には拡大版であるPPH MOTTAINAIにグレードアップし、2017年には試行期間を3年延長していた。
日台PPH MOTTAINAIの本格実施の願書及び作業方案については、下記(台湾)知的財産局又は(日本)特許庁の公式サイトのリンク先を参照のこと。
・知的財産局:https://topic.tipo.gov.tw/patents-tw/lp-723-101.html
・特許庁:https://www.jpo.go.jp/e/system/patent/shinsa/soki/pph/japan_taiwan_highway.html
※本文章は『台湾知的財産権ニュース』から転載されたものです。