立法院が5月9日に「商標法一部条文改正草案」を三読通過
立法院は9日、商標法一部条文改正草案を三読通過(可決)した。外界は改正内容を非常に注視しており、特に加速審査制度の導入は、台湾企業からの商標登録の即時取得へのニーズに応えるためフレキシブルなものとなっており、商標代理人管理制度の創設は、商標出願人の権益を保証し、更には台湾知的財産権保護の推進の重要な役割となる。
専利・商標の救済制度及び商標代理人制度の再構築 行政院が「専利法」及び「商標法」の一部条文改正草案、「商標法」一部条文改正草案を可決
より迅速で専門的な専利・商標の救済制度を再構築し、商標代理人制度の導入による商標出願人の権益を保障するため、行政院会は本日(9日)、経済部が起草した「専利法」及び「商標法」の2つの条文改正草案、及び「商標法」一部条文改正草案を可決し立法院での審議へと送った。
美容痩身も安全に注意 警察が不法痩身マシンを摘発
警察は偽痩身マシン事件を摘発した。近年、市場において美容医療業者が磁気エネルギーを利用して脂肪減少効果を達成する「BTL」社のエムスカルプト痩身マシンは、わずか30分の治療行程で、2万回の筋肉収縮効果を得ることができるとうたっており、多くの美容家達が殺到している。しかし、警察は不法業者が劣悪な模倣品を購買して営利を貪っていることを発見し、先日、台北、新北市で次々と3か所の美容医療機関で使用されている「BTL」エムスカルプト痩身マシンを摘発した。
14年ぶりの大幅改正となった「智慧財産案件審理法」が立法院で最終可決
立法院は本日(12日)、「智慧財産案件審理法」(以下「智審法」と称する)改正草案を三読通過(最終可決)した。今回最終可決された条文は、合計77条文(新設36条文、改正41条文)で、現行法の全41条文から大幅に増加し、これは智審法が施行されてから14年ぶりの大幅な法改正となった。司法院は今回の改正について、国家重要産業の安定的発展のため営業秘密の保護をより完備したものにし、より専門的で効率が良く国際潮流に合致した知的財産訴訟制度の構築することが重点となったと強調した。
業界震撼 9年ぶりにラーガンがジニアスを特許侵害で提訴
台湾の光学レンズ最大手の大立光電(ラーガン・プレジション)は、台湾の玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル:GSEO)及びその子会社である玉晶廈門(ジニアス・アモイ)が特許権を侵害しているとして中国アモイ中級人民裁判所に特許権侵害訴訟を提起した。これは9年ぶりに二度目となるラーガンからジニアスに対する特許権侵害訴訟となり、業界を震撼させている。