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TIPO及び五庁が受理した2022年の専利・商標出願概況

2023/11/13 IP 統計

www.tipo.gov.tw/tw/cp-85-930422-4da08-1.html

 

CNIPAEPO及びTIPOが受理した特許出願件数は増加

2022年、五庁が受理した特許出願件数は、中国国家知識産権局(CNIPA1,619,268件)、欧州特許庁(EPO193,460件)、及び台湾智慧財産局(TIPO50,242件)で、いずれも前年同期比2.1%~2.5%増となり、その他の知的財産庁は前年同期比横ばいとなり、実用新案については、CNIPA2,950,653件)のみが前年同期比プラス成長となった。意匠及び商標については、五庁及びTIPOのいずれもが前年同期比減となった。

 

CNIPAJPO及び台湾における特許登録査定件数が成長

登録査定及び商標登録出願の件数については、CNIPAが特許登録査定件数(798,347件)で前年同期比14.7%増と最も顕著な成長となり、TIPO37,175件)も前年同期比1.6%増となった。米国特許商標庁(USPTO)の商標登録査定件数(362,597件)は前年同期比7.3%増となり、日本国特許庁(JPO)の特許(201,420件)及び意匠(29,540件)の登録査定件数、商標登録件数(322,768区分)は、いずれも前年同期比7.5%~9.2%増となり、その他の知的財産庁における各種の専利(特許、実用新案、意匠)の登録査定及び商標登録件数はいずれもマイナス成長となった。

五庁及びTIPOにおける出願人は、いずれも先端テクノロジー産業のイノベーション及び事業ポートフォリオ展開に積極的に投入

 

2022年に専利出願された技術分野の分布について一歩進んで観察してみると、EPOが受理した特許出願件数は「デジタル通信」が最も多く、USPTOCNIPAは「演算テクノロジー」、JPO及び韓国特許庁(KIPO)は「電子機械エネルギー装置」、TIPOは「半導体」が最も多かった。五庁が受理した意匠出願において件数最多の区分は、JPOUSPTO及びTIPOにおいては「データ処理設備等」がいずれもランキング1位となり、EUIPOCNIPAはいずれも3位にランクインした。また、TIPO及び五庁が受理した商標出願件数上位5位の区分では、「コンピュータ及びテクノロジー商品等」がいずれも上位3位にランクインした。「科学及び技術的役務」はEUIPOJPOUSPTOのいずれもの上位5位にランクインした。これらの出願された技術分野の分布状況によると、出願人は台湾、米国、日本、欧州、韓国、中国において、いずれも先端テクノロジー産業のイノベーション及び事業ポートフォリオ展開に積極的に投入していることを示している。

 

TIPOは最新情報をまとめ、「2022年台湾及び五庁における専利・商標出願及び登録査定概況」に報告している。同報告は上記リンク先の智慧局サイトの「相關連結(関連リンク)を参照。(中国語:2022年我國與美、日、歐、韓、中國大陸專利商標申請暨核准概況)報告 」

 

本文章は『台湾知的財産権情報サイト』から転載されたものです。

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