マーケットプレイスにおける商標権侵害の責任の所在 欧州でアマゾンの責任が認められる可能性
欧州連合司法裁判所(CJEU)は12月22日、マーケットプレイス出品者が他のブランドの商標を不当に使用した場合、マーケットプレイスの運営者であるアマゾン(AMAZON)も責任を負う可能性があると判断した。
日本:他人の氏名を含む商標の登録要件緩和及びコンセント制度の導入に向けて報告書案を公表 - JPO
特許庁は、商標を活用したブランド戦略展開に向けた商標制度の課題について検討を行っている産業構造審議会知的財産分科会商標制度小委員会(以下、商標制度小委員会)の報告書案を公開した。報告書案は、今月23日に行われる第11回商標制度小委員会で審議される。
業界震撼 9年ぶりにラーガンがジニアスを特許侵害で提訴
台湾の光学レンズ最大手の大立光電(ラーガン・プレジション)は、台湾の玉晶光電(ジニアス・エレクトロニック・オプティカル:GSEO)及びその子会社である玉晶廈門(ジニアス・アモイ)が特許権を侵害しているとして中国アモイ中級人民裁判所に特許権侵害訴訟を提起した。これは9年ぶりに二度目となるラーガンからジニアスに対する特許権侵害訴訟となり、業界を震撼させている。
中国の企業で相次ぐ「脱日本」
中国に「奈雪の茶(NAYUKI)」という日本語の平仮名をそのまま使った店名の喫茶チェーンがある。黄緑色のロゴのデザインはしゃれており、清潔感のある店内でカラフルなフルーツティーやスイーツが楽しめる。店の名や雰囲気から、日本発のチェーンかと思わせるが、れっきとした中国ブランド。ところが最近、SNSのアカウントや一部の店舗でロゴが変わった。平仮名の「の」が同じ意味を表す中国語の「的」になり、「奈雪的茶」となった。アルファベットの表記も、もともとは「奈雪」の日本語読み通りにNAYUKIだったが、中国語での発音に従ったNAIXUEに変わった。
テイラー・スウィフト、「Shake It Off」の著作権侵害の訴えが取り下げられる
2014年の大ヒット曲「Shake It Off」が著作権を侵害しているとしてソングライターのショーン・ホールとネイサン・バトラーから訴えられていたテイラー・スウィフト。ホールとバトラーは「Shake It Off」の歌詞が2001年にガールズグループ、3LWに提供した自分たちの楽曲「Playas Gon’ Play」にそっくりだと指摘、テイラーが盗作したと2017年に提訴した。訴えは2018年に棄却されたがホールとバトラーは控訴。来年1月から裁判が始まる予定になっていた。テイラーは一貫して「この歌詞はすべて自分で書いた」と主張していた。