中国の企業で相次ぐ「脱日本」
中国に「奈雪の茶(NAYUKI)」という日本語の平仮名をそのまま使った店名の喫茶チェーンがある。黄緑色のロゴのデザインはしゃれており、清潔感のある店内でカラフルなフルーツティーやスイーツが楽しめる。店の名や雰囲気から、日本発のチェーンかと思わせるが、れっきとした中国ブランド。ところが最近、SNSのアカウントや一部の店舗でロゴが変わった。平仮名の「の」が同じ意味を表す中国語の「的」になり、「奈雪的茶」となった。アルファベットの表記も、もともとは「奈雪」の日本語読み通りにNAYUKIだったが、中国語での発音に従ったNAIXUEに変わった。
偽物の五輪マスコット、教育本、海外ブランド… 中国の最新海賊版事情
【11月29日 東方新報】中国ではさまざまな商品の海賊版、つまり模倣品や偽造品が横行し、警察や行政による摘発が続いている。今年2月に行われた北京冬季五輪でも公式マスコット「氷墩墩(Bing Dwen Dwen)」が爆発的人気となると、すぐに偽物のおもちゃが登場。製造・販売していた容疑者はスピード審理で懲役1年、罰金4万元(約78万円)の実刑判決を受けた。
中国:マーキュリー、商標権侵害で元フランチャイジーを提訴、判決は在庫処分を酌量 - Marks & Clerk
上海水星家用紡織品股份有限公司(Shanghai MERCURY Home Textiles Co., Ltd:以下、「マーキュリー」)は、中国で有名な家庭用繊維製品のメーカーである。同社は一連の「MERCURY」商標を登録しており、その中のNo. 4861666は、2013年12月に国家工商行政管理総局(旧商標局)から馳名(著名)商標として認定された。
「マノロ ブラニク」が22年に及ぶ中国での商標権争いに勝利 冒認商標を無効にする決定
中国の最高裁判所である最高人民法院はこのほど、2000年に中国で無関係の第三者によって登録された「マノロ ブラニク(MANOLO BLAHNIK)」の文字列を含む商標を無効とする決定を下した。
中国の裁判所、盗品でNFTを鋳造したマーケットプレイスを有罪に
盗まれた美術作品のNFTを作成することをユーザーに許可したとして、中国の杭州市の裁判所はノンファンジブルトークン(NFT)マーケットプレイスのNFTCNに有罪判決を下した。