Citigroup 「THANKS」の使用は商標権侵害だとしてAT&Tを提訴
2016/06/13 国際AT&Tによる「AT&T thanks」というサービスマークは、Citigroupが登録した「THANKYOU」および「CITI THANKYOU」のサービスマークの侵害だとして、CitigroupがAT&Tのサービスマークの無効と類似サービスマーク使用による損害賠償の支払いを求める訴訟を行ったことが明らかとなった。
Citigroupは、訴状の中でAT&Tが今月から開始したキャンペーンの中で使用している「AT&T thanks」というサービスマークは、Citigroupが2007年5月にUSPTOに登録したサービスマークに類似したものであり、これらのサービスマークの使用は、Citigroupの登録サービスマークの権利を侵害したものだと主張している。
通常、こうした一般名詞を使用したサービスマークは業種が異なり、使用用途が別の場合には、類似商標とは認められないのが普通となるが、Citigroupによると、AT&Tは、同社が提供しているクレジットカードの中で、「AT&T thanks」というサービスマークを使用しており、クレジットカードの中での使用は、Citigroupが先行取得した「CITI THANKYOU」というサービスマークとぶつかっており、明らかに不当な使用だと主張している。
本文章は『Businessnewsline』から転載されたものです。