2018.11.22 「ペッパー」立体商標に ソフトバンク、形の模倣防ぐ
2018/11/22 日本ソフトバンクロボティクスグループ(東京・港)は22日、ヒト型ロボット「ペッパー」の形状が立体商標として登録を受けたと発表した。特許庁が形状のみで他社のロボットと識別できると認めた内容だ。商標登録で類似品が国内で流通することを防ぐ。
ペッパーはAI(人工知能)を搭載した対話型ロボット。胸部に付いたタブレットや3つの車輪からなる「足」が特徴だ。2015年6月に発売した。中国などでまねたとみられるロボットが流通していることに対応し、16年末に特許庁へ立体商標を出願。18年9月に認められた。
ペッパーは飲食店などでの接客のほか、家庭用にも販売しており、1万体以上が出荷済み。今回の登録で、形状を模倣したロボットが海外から輸入されることも防ぐ。
本文章は『日本経済新聞』から転載されたものです。