新型コロナウイルスに対する世界における臨床試験薬の台湾関連特許情報
2020/03/12 台湾https://www.tipo.gov.tw/tw/cp-85-873260-f17e4-1.html
新型コロナウイルス(COVID-19)感染が世界的に蔓延し、それに関連する診断・治療の研究開発が注目されている。
専利法第59条第1項第2号の規定により、発明特許権の効力は、研究又は実験を目的とする、発明を実施するに必要な行為には及ばないことから、実験室における実験行為は権利侵害には当たらず、主要な活性成分を有しないコア特許の薬物については、特許権侵害回避(デザイン・アラウンド)をした薬品研究開発の試行は可能である。
知的財産局は米国臨床試験データベースのウェブサイトに登録されている新型コロナウイルス関連の臨床試験のデータをソースとし、新型コロナウイルスに対する臨床試験においての低分子医薬品及び高分子医薬品の状況、その台湾における関連主要特許情報等を各界の初歩的理解のために整理し提供する。
※新型コロナウイルスに対する国際的臨床試験薬の台湾関連特許情報については、上記リンク先の知的財産局サイト「新冠肺炎國際上臨床試驗藥物之我國相關專利資訊」(中国語)を参照。
※各特許の詳細内容については、下記リンク先の知的財産局サイト「中華民国専利資訊検索系統(Taiwan Patent Search System)」(中国語) https://twpat.tipo.gov.tw/にて検索可能。
※本文章は『台湾知的財産権ニュース』から転載されたものです。