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東芝、半導体で特許侵害として台湾企業4社を提訴

2014/06/03 台湾

 東芝は3日、主力半導体メモリー「NAND型フラッシュメモリー」の特許を侵害しているとして、パワーチップテクノロジーなど台湾メーカー4社を台湾知的財産裁判所に提訴したと発表した。半導体の製造・販売の差し止めと計1億台湾ドル(約3億4000万円)の損害賠償を求めた。

 

 東芝が提訴したのは、パワーチップ社のほか、パワーフラッシュテクノロジー、ゼンテルエレクトロニクス、シーティーシー。4社は、東芝が所有する半導体への情報の書き込みに関する特許を無断で使い、製造・販売を行ったという。

 

 これまで東芝は、パワーチップ社に対し、特許の不正利用について協議を申し入れていたが、一切応答がなかったため、提訴に踏み切った。

 

 東芝から提訴されたパワーチップ社は、2010年からNAND型フラッシュメモリーの生産を開始。米調査会社IHSアイサプライによると、12年のシェアは0・3%程度となっている。

 

 東芝が製造するNAND型フラッシュメモリーをめぐってはメーカー間で開発競争が激化している。3月には同社の機密情報を不正に取得し、使用したとして韓国の半導体メーカーのSKハイニックスを東京地裁に提訴した。東芝は1千億円以上の損害賠償を請求している。

 

 02年に韓国のサムスン電子、04年にSKハイニックスをNAND型フラッシュメモリーの特許侵害で提訴。その後、2社とは和解している。

 

本文章は『http://www.sankeibiz.jp/ </a>から転載されたものです。

經通國際智慧產權事務所

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