iPhone不正改造販売 初公判で被告側が無罪主張
2017/01/20 国際「脱獄」と呼ばれる不正な改造をしたiPhoneをインターネットオークションで販売したなどとして商標法違反などの罪に問われている富山市の25歳の被告の初公判が開かれ、被告側は「商標権の侵害にはあたらない」などと述べ、無罪を主張しました。
富山市に住む池田大将被告(25)は去年、「脱獄」と呼ばれる不正な改造をしたiPhoneをインターネットのオークションサイトで販売したなどとして、商標法違反などの罪に問われています。
20日、千葉地方裁判所で開かれた初公判で、池田被告は改造した端末を販売したことを認めたうえで、「犯罪行為にあたるとは思いませんでした」と述べました。
そのうえで、被告の弁護士は「購入者は端末が改造されていることを認識していて、商標権の侵害にはあたらない」などと述べ、無罪を主張しました。
一方、検察は「被告は改造した端末をインターネット上で販売し、商標権を侵害した。端末には、オンラインゲームのデータを書き換えることができるアプリをインストールしていた」などと主張しました。
本文章は『NHK NEWS WEB』から転載されたものです。