ソウル大のロゴは何万ウォン?…裁判所「2000万ウォン賠償」判決
2016/09/19 国際ソウル大学のロゴを無断で使った会社に対し、学校側に2000万ウォン(約184万円)の賠償を命じる判決が出された。
ソウル中央地方裁判所民事合議第12部(イ・テス部長)はソウル大学の産学協力団が教育関連会社の代表A氏を相手に出した商標侵害禁止などの請求訴訟で「ソウル大の商標やロゴなどを営業に使ってはいけない」としてこのような判決を出したと14日明らかにした。
A氏は学生たちを対象に勉強習慣キャンプやメンタリングキャンプなどの教育サービスを提供する会社を運営してきた。
ソウル大産学協力団は、A氏が自身の運営するウェブサイトに「ソウル大勉強習慣キャンプ」などの名称を使ってキャンプ参加者にソウル大のロゴが入ったノートやステッカーなどを提供すると「1億ウォンを賠償せよ」として訴訟を起こした。
裁判所は「A氏はソウル大の商標権・サービス標権などを侵害した」として「すでにロゴが使われたノートや広告物などを全て削除・廃棄せよ」と命じた。
裁判所はまた「ソウル大は2012年4月からA氏に数回にわたってソウル大の標識の使用中止を要求していた」として「2014年5月にロゴを使わないという内容の確認書を作成したのに昨年3月までロゴを使い続けるなど故意性が認められる」と説明した。
裁判所は損害賠償の金額に関して「ソウル大のロゴ使用料の算定に確立された基準があるとはみるのは困難だ」としてロゴの使用期間やキャンプ参加費用、人員などを考慮して損害賠償額を2000万ウォンに決めた。
本文章は『中央日報』から転載されたものです