スタジオジブリが「千と千尋の神隠し」など場面写真400枚を提供、今後は全作品公開
2020/09/19 日本このたび提供されたのは、宮崎駿の監督作「千と千尋の神隠し」「崖の上のポニョ」「風立ちぬ」や、宮崎吾朗の「ゲド戦記」「コクリコ坂から」、米林宏昌の「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」、高畑勲の「かぐや姫の物語」の8作品。各作品ごとに50枚、合計400枚の場面写真が公開された。公式サイトでは「常識の範囲でご自由にお使いください」とアナウンスしており、今後全作品の場面写真を順次提供すると告知している。
なお今回の場面写真提供に関連し、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫が、TOKYO FMのラジオ番組「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」で“ジブリと著作権”というテーマでトークを展開。8月16日の放送で鈴木は、厳しい著作権に危機感を示し「今やっていることをかなり緩める。それでみんなが使いやすい環境を作る。でないと消えちゃう。その恐ろしさです」と後世に作品を残していくためにスタジオジブリの著作権を緩めていくことを明かしている。
※本文章は『映画ナタリー』から転載されたものです。