米国特許の取得件数ランキング、IBMが23年連続で1位--日本企業トップは
2016/01/14 国際IBMは、2015年の米国特許取得ランキングにおいて23年連続で1位を維持した。IFI CLAIMS Patent Servicesのデータによると、IBMが2015年に取得した米国特許は7355件だった。
同ランキングの日本企業トップは、3位のキヤノン。トップ10には、6位に東芝、7位にソニーが入った。
上位10社の取得件数は以下のとおり。ちなみに、11位はAppleで、取得件数は1938件。
1位:IBM(7355件)
2位:Samsung Electronics(5072件)
3位:キヤノン(4134件)
4位:Qualcomm(2900件)
5位:Google(2835件)
6位:東芝(2627件)
7位:ソニー(2455件)
8位:LG Electronics(2242件)
9位:Intel(2048件)
10位:Microsoft(1956件)
IBMが2015年に与えられた米国特許のうち、2000件以上が「Watson」に代表されるコグニティブコンピューティングと、クラウドプラットフォームに関する技術だったという。同社は人工知能(AI)や機械学習(マシンラーニング)といった分野への取り組みを強化しており、その結果こうした技術分野の特許取得が多くなったようだ。
なお、IFI CLAIMS Patent Servicesのランキングで50位以内に入った日本企業は以下のとおり。
15位:リコー(1627件)
16位:セイコーエプソン(1620件)
17位:トヨタ自動車(1581件)
18位:パナソニックIPマネジメント(1474件)
19位:富士通(1467件)
23位:ブラザー工業(1187件)
27位:半導体エネルギー研究所(1129件)
31位:本田技研工業(ホンダ)(1031件)
33位:シャープ(997件)
38位:三菱電機(896件)
45位:日本電気(NEC)(792件)
46位:デンソー(778件)
47位:富士フイルム(747件)
本文章は『CNET』から転載されたものです。