アップルは新Apple TV用「tvOS」の商標を2014年秋には登録していた!
2015/09/09 国際間近に迫ったスペシャルイベントで発表されると噂の、Apple TVの新製品と新OS「tvOS」ですが、Appleは昨年のうちに「tvOS」の商標登録を開始していたようです。
Apple、「tvOS」をトンネル会社の名義で商標登録?
現地時間9月9日、日本時間で9月10日午前2時からのイベントで、AppleはApple TVの新製品と、新OS「tvOS」を発表すると噂されています。
この「tvOS」という名称の商標登録に向けて、Appleは2014年11月頃から動いていた、とApple関連ニュースメディアのMacRumorsが報じています。
今年5月中旬から下旬にかけて、「Television OnStream」という名前の企業が世界各国で、「tvOS」の商標登録を繰り返しています。しかし、この「Television OnStream」は、2015年5月8日に設立されたばかりで、商標登録の主体をカモフラージュするためのいわゆるトンネル会社と見られます。
「Television OnStream」は、会社名を略すと「TVOS」となることから、カモフラージュ用トンネル会社の名称として選ばれたようです。
Appleの最初の商標登録出願にジャマイカが選ばれる理由
Appleは、重要な商標出願時など、他の大企業と同様にこのようなカモフラージュ手法を用いるとされています。2014年11月には、「tvOS」の商標登録はジャマイカで出願されています。
Appleは商標登録をジャマイカで最初に出願することが多く、これはジャマイカでは商標登録の内容がオンラインデータベースで公開されないためと考えられます。
新Apple TV、WWDC2015では発表が見送られた?
今年5月という時期は、Apple TVの新製品発表が噂されていたWWDC2015の直前の時期です。結果、WWDC2015ではApple TVの発表はありませんでしたが、Appleの内部では新Apple TVの発表時期について、ギリギリまで調整の結果、発表を延期したとも考えられます。
tvOSを搭載した新Apple TVは、ゲームが目玉コンテンツとしてアピールされると考えられているほか、Apple独自の映像コンテンツのストリーミング配信にも対応すると噂されています。
本文章は『iPHINE Mania』から転載されたものです。