どうやら本気らしい…トヨタが「空飛ぶ車」の特許を取得
2015/09/09 国際米国トヨタが自動車を飛ばせるための翼の特許を取得していたことが、最近になってわかった。
ルーフトップに4枚の翼を装備
その特許は2014年3月に米国で出願され、今週はじめに承認された。下にあるのが公開された特許出願書類だ。
ルーフトップに翼が4枚重ねて載せられており、車内にあるボタンを押すと、上方向に展開するようになっている。
翼のそれぞれは飛行機の翼と同じ形をしており、4枚全てがセットアップされた様子は、大昔の複葉機の翼と似た見た目になるだろう。
「エアロカー」と命名
おそらく「こんなんで本当に飛ぶの?」と感じる人は多いのではないか。
だが、特許出願書類の後半には「この翼は自動車を飛ばせるためのもの」であるとはっきり書かれている。上の図のFig.3では、車は空中に浮かんでいる。
また、米国トヨタは出願書類の中でこの車を「エアロカー」と呼び、その定義を次のように示している。
『エアロカーとは、道路の上を走り、かつ飛行機のように離陸・飛行・着陸できる自動車である』
どうやら本気のようだ。
本文章は『IRORIO』から転載されたものです。