日本の大手ゲーム企業が、知財権取り締まりで中国の当局に感謝を示した!=中国メディア
2018/11/23 中国中国メディア・東方網は22日、日本のゲーム企業・任天堂がこのほど、広東省深セン市の品質監督管理機関に対して、知財権の厳しい取り締まりに感謝を示す額を贈呈したと報じた。
記事によれば、任天堂の法務部スタッフが先日広東省深セン市の市場・品質監督管理委員会福田局を訪れ、「執法の先鋒、権利保護の模範」と書かれた額を進呈するとともに、同局による「知財権の厳格な保護、企業の権利の積極的な防衛」への取り組みに対し賛同と感謝を示したという。
また、訪問した際に同社のスタッフは商標、特許、版権保護などに関する質問をしたり意見を出したりし、同局がこれに対して詳細に回答を行ったとのこと。額を受け取った同局知識産権科の黄錫初科長は「今後知財権保護への取り組みに一層力を入れ、最も厳しいと言われている深センの知財権保護制度をしっかり実行し、知財権関連の案件処理や権利侵害行為の阻止のスピーディー化を図って、イノベーションを大切にする商業環境をナビゲートする」とコメントした。
日本のサブカルチャーが若者を中心に人気を集めている中国では、日本のゲームに対する知名度や人気も高く、任天堂という名前はゲーム愛好家でなくても多くの人が知っている。これまで、日本企業は知財権を巡って中国当局と必ずしも友好的な関係を築けてこなかった印象があるが、今回の情報では同社が中国国内の知財権当局と積極的な関係を築こうとする姿勢が伺える。
本文章は『searchina』から転載されたものです。