知的財産局、MCATに対する設立許可の取消し及び解散の処分
2016/02/26 台湾社団法人台湾音楽著作権者連合総会(以下「MCAT」という)は、集体管理業務上の重大な過ちを犯し、智慧局の指導を受けて改善の機会を与えられても、一向に改善できなかった。会務・財政も正常に運営できず、集体管理業務も有効に実行されないMCATの現状について、知的財産局は慎重に検討した結果、2016年2月24日にMCATの設立許可を取り消し、解散を命じたとの処分を下した。
MCATの許可が取り消された後、法により清算手続きに入らなければならない。受諾利用者に対して、契約満了日までの契約関係の継続が選択可能となるので、実際の影響が及ばない。
知的財産局の説明によると、MCATの負債額は既に6870万元に達したが、MCATの管理者は管理費の不正支出問題を改善できないため、財務状況がとめどなく悪化し続けていたことが判明された。また、MCATの提出した返済計画も実行可能性が欠け、有効に財務状況を改善できないという。
さらに、MCATは、利用報酬の受取・割当方法に対する検討、健全な会計管理制度の構築、使途不明金への積極的な解明及び追究、又は違法な代理業務の防止などについての姿勢も示さないから、知的財産局は法によりその設立許可を取り消し、解散を命じたとの処分を下した。
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http://www.tipo.gov.tw/ct.asp?xItem=580962&ctNode=7127&mp=1