北京の裁判所、商標権確認の訴訟が急増 半数は外国人が提訴
2014/11/04 中国北京市で商標権確認のための訴訟が急増しており、一審を扱う北京市第1中級人民法院では、こうした訴訟のうち49%が外国人の提訴によるものだという。シンガポール・聯合早報網が30日伝えた。
新華社の報道によると、北京では同種訴訟の一審を北京市第1中級人民法院が、二審を北京市高級人民法院が扱っている。
北京市高級人民法院で知的財産権分野を担当する陳錦川氏によると、今年1~9月に北京市第1中級人民法院で受理した商標権確認のための訴訟は7749件、結審したものは3632件だった。また北京市高級人民法院が同期に受理した訴訟は1421件、結審したものは905件で、両裁判所共に扱った件数が前年同期に比べて大幅に増えた。
陳氏によると、こうした訴訟は海外の有名企業に関わるケースが多く、裁判に対して国際的な注目が高くなる。
本文章は『XINHUA.JP』から転載されたものです。