Appleによるリストバンド型血圧計の特許が判明
2018/06/12 国際最近はパーキンソン病のモニターも可能になった「Apple Watch」ですが、残念ながら需要の多そうな血圧の計測機能は搭載されていません。一方でApple(アップル)は、リストバンド型の血圧計の特許を出願していたのです。
米国特許商標庁へと出願された今回の特許に記されていたのは、センサーの内蔵されたリストバンド。血圧の急上昇、あるいは急低下をモニターすることができます。また通信機能としてBluetooth機能を搭載し、タッチスクリーン搭載も想定されているようです。
現時点ではこのリストバンド型のウェアラブルデバイスが個別の製品として想定されているのか、あるいはApple Watchへの機能追加を考慮して特許が出願されたのかは不明です。しかし、以前から血圧関連の測定機能の搭載が期待されているApple Watch。かつてヘルス系スタートアップCardiogramがApple Watchによる高血圧の検知が可能だと報じたことがあります。
また新型Apple Watchでは、ディスプレイの大型化やボタンのセンサー化だけでなく、ヘルスケア機能の強化も報じられています。現時点では具体的にどのような機能が追加されるのかはわかっていませんが、AppleはApple Watchをただのスマートウォッチではなくヘルスケア関連デバイスとして捉えているようですね。
いつものことですが、特許が出願されたからといってそれが製品化されるかどうかは別問題。でも、毎日身につけるデバイスで血圧が測定できれば助かる、という方も多くいそうです。
本文章は『Gizmodo Japan』から転載されたものです。