恒春タマネギのブランド作り、屏東県政府が産地団体商標の登録へ協力
2018/03/25 台湾台湾屏東県の恒春半島では3月からタマネギの収穫時期を迎えるため、県政府は3月25日に屏東公園で販促イベントを開催した。それと同時に、消費者がはっきりと産地を識別することができるように、「恒春タマネギ(Pingtung Onion)」といった産地団体商標も発表した。
屏東県政府は「恒春タマネギ」のブランドをアピールするために、枋山、車城地域及び恒春鎮農会に産地団体商標の登録を協力した。また、「屏東好物(Pingtung Good Food’s)」といった標章も登録されているため、両標章を認識すれば、消費者が市場で恒春半島産の良質タマネギが購入できると保証される。
潘孟安県長は、「産地団体商標によって、消費者がタマネギの産地をはっきり認識でき、輸入品のタマネギとの混同が避けられる。また、中間業者による利潤のための値引きも除かれるため、農民が合理的な利潤が得られ、一般の方も合理的な価格で買えるようになる」と述べた。
県政府によると、「タマネギは屏東の主な作物で、栽培面積が477ヘクタールにも達して、3月から4月までは出回り時期。恒春半島は日当たりが良くて、タマネギが颪に強く吹かれるので、栄養素が球茎に凝縮される。収穫した恒春タマネギはプックリ膨らんでジューシーで、タマネギの旨味と甘味が抜群。今は食べ頃だ」という。
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