赤間硯、台湾で商標登録 宇部市「見に来て」
2017/12/27 台湾山口県宇部市は25日、市の伝統工芸品「赤間硯(すずり)」が台湾で商標登録されたと発表した。市のブランド化事業の一環で、県赤間硯生産協同組合(日枝玉峯組合長)などと登録を進めていた。
市によると、台湾の知的財産局から商標登録証が届いた。登録は1日付で、権利期間は1日から10年間。市内の山口宇部空港には台湾からのチャーター便も多く、市は「登録によって書道が盛んな台湾で赤間硯が周知され、宇部に見に来てほしい」と期待している。
赤間硯は、萩焼や大内塗に並ぶ県の伝統的工芸品で数百年の歴史がある。採石から加工、販売まで全て市内の西万倉地域でしている。
※本文章は『毎日新聞』から転載されたものです。