4本ストライプもダメ?アディダスがマーク ジェイコブスを提訴
2015/04/15 国際「アディダス(adidas AG)」が「マーク ジェイコブス インターナショナル(Mark Jacobs International)」を相手取り、商標権の侵害をオレゴン州連邦裁判所に申し立てた。アディダスは、マークジェイコブス社に対して類似性を指摘する商品販売の差し止めを要求している。
アディダス側からの申し立て内容は「マーク BY マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」2014年秋冬コレクションの袖部分に4本のストライプが施されたデザインが、アディダスが商標登録している3本のストライプのデザインに酷似しており、消費者に混乱をもたらす可能性があるというもの。訴訟にはアディダスが該当すると考える、「マーク BY マーク ジェイコブス」の商品の写真3点も添付され、デザイナー山本耀司とアディダス(adidas)の協業ブランド「Y-3」の3本線のデザインと酷似していると主張している。
アディダスは「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」が発表したシューズがアディダスのスタンスミス(Stan Smith)のデザインに似ているとして、2月に訴訟を起こすなど、商標権の侵害に厳格に対処している。
本文章は『Fashionsnap.com News』から転載されたものです。