報告書:2013年、中国の国際的な商標出願件数は3万5600件
2014/05/13 中国国際的な大手情報企業、トムソン・ロイターが12日に発表した最新報告書によると、中国のブランドは凄まじいほどのペースで世界市場に事業を展開している。2013年、中国企業が海外で提出した国際的な商標出願件数は3万5600件と1990年のそれを50倍近く上回ったという。
アメリカ・マサチューセッツ州ノース・クインシーで発表された「世界へ向かう中国ブランド」と題した報告書によると、過去5年間、中国本土部の関係企業が海外で提出した国際的な商標出願件数は84%増え、2013年の出願総件数は3万5600件と1990年の730件を47倍以上上回った。国際的な商標出願件数ランキングで中国本土企業が、アメリカ、日本、ドイツ、中国・香港、イギリス、フランスに次ぎ7位にあたる。
それと同時にますます多くの中国企業が積極的に独自ブランドの製品を設計、開発し、自主ブランドを樹立している。同様に数社の中国系多国籍会社が西側国の関係会社への買収を通じ、大量の知的財産権及びそれに関する見解を受け継いだ。
知的財産権を専門とした関係筋は「商標の出願件数が増えているが、国外企業の商標保護意識は中国本土部の多くの企業にとってまだ新概念だ」と語った。
中華商標協会の肖芸副秘書長は「中国は商標大国であるが、中国ブランドの商標保護意識がまだ比較的弱い。商標ブランドの価値を高めるには、必ず関係商品又はサービスの品質を高めなければならない」としている。
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