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「面白い恋人」訴訟勃発から8年…吉本興業と石屋製菓の初コラボ“和解スイーツ”誕生

2019/09/11 日本

北海道の定番土産の菓子「白い恋人」を製造、販売する石屋製菓(札幌市)と吉本興業は11日、大阪市内で、初のコラボプロジェクトの菓子「Laugh&Sweets ゆきどけ」を発売すると発表した。今月20日、大阪・大丸心斎橋店の「イシヤ心斎橋」のみで販売される。

 

 両社を巡っては2011年、吉本側が大阪土産として売り出した「面白い恋人」のパッケージやデザインが、「白い恋人」に酷似しているとして、石屋側が商標権侵害を訴え、販売差し止めなどを求めて札幌地裁に提訴。石屋製菓の当時の社長は会見で「悪乗りが過ぎ、全然“面白く”ない」と怒った。吉本側は請求棄却を求めていたが、13年、吉本側がパッケージの図柄を変更し、原則として関西6府県での販売に限り、賠償金は支払わないことで和解が成立した経緯があった。

 

 和解直後、商魂たくましい吉本側から「コラボ商品を出しませんか」と持ち掛けられ、断った石屋側だが、大阪に直営店を出すことになったため、昨年、「オファーをこちらから出しました」(石屋製菓・石水創社長)。対立関係が緩んだことに引っかけて、商品名を「ゆきどけ」とした。

 

 百貨店で約30年勤務した経験があるという「よしもとプロダクツ」エグゼグティブブプロデューサーの内田勝規氏は「わだかまりを解消する、いいチャンスをいただいた。第2、第3弾もぜひ作りたい」とコラボ継続に意欲を見せた。

 

ゆきどけ」はキャラメルソースを入れたフィナンシェをホワイトチョコでコーティングしたもので、6個入り1620円(税込み)。石屋製菓が本社を構える北海道を代表してお笑いコンビ「タカアンドトシ」も出席し、タカ(43)は「わびを入れるときに持っていくと喜ばれるのでは。シャレもきいている」と太鼓判を押した。

 

本文章は『スポーツ報知』から転載されたものです。

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