日台特許審査ハイウエイ
2014/05/01 台湾日本及び台湾の出願人の出願手続きの利便性と両国の特許審査効率を向上させるために、日台特許審査ハイウエイ（PPH）の試行プログラムは103年5月1日より試行期間が３年間延長され、PPH MOTTAINAIの試行プログラムに移行される。
101年5月から実施されたPPH試行プログラムにより、台湾知的財産局（TIPO）は今年三月まで既に817件の申請を受理し、その効果は顕著であった。該試行プログラムは今年四月末に満期し、日台双方の合意で103年5月1日より試行期間が３年間延長され、PPH MOTTAINAIの試行プログラムに移行される。PPH MOTTAINAIはPPHのバージョンアップとはいえ、一般のPPHと比べて適用可能な範囲が拡大される。TIPOとPPH MOTTAINAIを試行している庁との間では、どの庁に先に特許出願をしたかにかかわらず、参加庁による特許可能との審査結果があれば、PPHの利用が可能となる。例えば、TIPOで特許出願した後、同じものを日本特許庁へ出願する場合、もし日本特許庁の方が先に審査結果があったとき、出願人はそれに基づきTIPOへPPHを申請することができる。これにより、日本及び台湾の出願人の出願手続きの利便性を向上させるだけでなく、両国の特許審査効率の向上も期待できる。
※詳細はTIPOウェブサイト
（http://www.tipo.gov.tw/lp.asp?ctNode=6716&CtUnit=3227&BaseDSD=7&mp=1）
または日本特許庁ウェブサイト
（http://www.jpo.go.jp/torikumi/t_torikumi/japan_taiwan_highway.htm）をご参照ください。
