ゲーム機の改造・販売容疑で逮捕
2019/10/09 日本家庭用ゲーム機を改造し、ゲームソフトを一度、読み込ませれば、その後はソフトを本体に差し込まなくても繰り返しゲームができる状態にして販売したとして、商標法違反などの疑いで綾川町の44歳の男が9日、警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、綾川町に住むパート従業員の安部忠明容疑者(44)です。
警察によりますと、安部容疑者は、家庭用ゲーム機の「プレイステーション3」を改造したうえで、東京の40代の男性に1台1万5555円で販売したとして商標法違反や不正競争防止法違反の疑いが持たれています。
警察は、去年7月にインターネット上のオークションサイトに改造されたゲーム機が出品されているのを見つけ、出品者をたどったところ、安部容疑者が浮上したということで、販売されたゲーム機は一度、読み込んだゲームソフトを不正にコピーすることでその後はソフトを本体に差し込まなくても繰り返しゲームができる状態だったということです。
警察の調べに対し、容疑者は「収入目的でやっていた」と供述しているということで、警察は自宅から押収した同じ型のゲーム機、40台についても改造されていないか調べることにしています。
ゲーム機の製造、販売元の会社によりますとインターネット上には同じ型のゲーム機の改造方法に関する書き込みが拡散しているということで、会社は改造品を購入しないよう呼びかけています。
※本文章は『NHK』から転載されたものです。