そっくりすぎる!「金」と「黄金」の唐揚げ商標〝紛争〟が和解 大阪地裁
2016/05/19 国際空揚げ専門店「金のとりから」を運営するシマナカ(大阪府寝屋川市)が、「黄金のとりから」を販売するピーコックフーズ(愛媛県西条市)に、販売差し止めを求めた訴訟は19日、ピーコック側が「黄金のとりから」の商標を使用しないことや相当額の解決金を支払う条件で、大阪地裁(高松宏之裁判長)で和解が成立した。シマナカ側の代理人弁護士が取材に明らかにした。
訴えによると、シマナカは平成21年、京都市内に「金のとりから」1号店を開店。歩きながら食べられるスティック状の空揚げがテレビなどで紹介され、空揚げ日本一を決める「からあげグランプリ」で最高金賞も受賞した。
一方、ピーコック側は24年ごろから空揚げ用鶏肉を「黄金のとりから」と名付けて販売。卸先の露天商らが「金のとりから」と類似した包装を使っており、シマナカ側は「顧客吸引力にただ乗りしている」と主張していた。
本文章は『産経WEST』から転載されたものです。